本庄市の外壁塗装工事に関する助成金・補助金の申請方法・注意事項とは？

本庄市にお住まいの方が外壁塗装工事をする際に、市の助成金や補助金制度を使って少しでも費用を抑えるために必要な知識をご紹介します。外壁や屋根は、日々太陽からの熱や紫外線、風や雨などにより少しずつ劣化していきます。見た目も色あせて美観を損ねますが、生活を守るための防水性能も劣化していきます。そのため、10年から15年おきに塗替えが必要になります。

費用もかかるものなので、もし市から助成金や補助金が出るのであれば積極的に狙っていきましょう。今回はそのために必要な知識をまとめてみました。

本庄市の外壁塗装の助成金・補助金は？

助成金や補助金は、基本的に毎年4月に発表されます。その他の季節にも募集されないとは限りませんので、藤岡市ホームページを確認するとよいでしょう。ここでは、2022年4月現在の本庄市の助成金・補助金制度について紹介します。

本庄市の外壁塗装に関する助成金・補助金（2022年5月）

2022年5月現在本庄市の助成金・補助金に、「本庄市住宅省エネ改修補助金」があります。残念ながらこれは「屋根の高遮熱塗装工事、断熱ガラス等の設置工事、断熱材設置工事、遮熱フィルム貼付工事に補助を行う」もので、外壁は対象外となっています。

屋根の塗替えも外壁とほぼ同じタイミングで劣化することや、足場を組むのであれば外壁と同時に屋根も塗替え工事を行った方が安上がりになることを考えると、屋根の塗装工事のみ補助金を申請するという方法もあります。

工事を依頼する業者に提案と見積りを出してもらい検討してみてはいかがでしょうか。もちろん、次の機会を待つという方法もありますが、外壁の劣化は待ってはくれませんのでどこかで決断が必要です。

補助金や助成金を使いたい場合の注意点

本庄市で、補助金や助成金を使いたい場合は、どんなことに注意すればよいのでしょうか。注意点として考えられるのは「受付期間を確認すること」「補助金や助成金を受けられる基準を満たしているか否か」といった2点です。

受付期間は正確に確認する

国や地方自治体における補助金や助成金は、受付期間が決まっています。本庄市においても同じことがいえるので、その辺りはきちんと確認しておきたいものです。

また、大体の補助金や助成金は、年度末には終了しているケースが多々見受けられます。さらに、応募者多数の場合は、早く応募した方から受付が始まるので、早めに終了することも考えられます。条件に合致する補助金がある場合は、可能な限り早めに申請しておくとよいでしょう。

補助金や助成金を受けられる基準を満たしているか？

本庄市のみならず他の地方自治体でも言えることですが、補助金や助成金には、受けるための基準が設けられています。その基準に合わないと、受けられないかもしれません。

申請する前に基準を満たしているかどうか、把握しておくことをおすすめします。仮に基準を知らずにもらえるものと考えていると、あとで困ったことになる可能性も考えられます。以下は、とくに誤解しやすいチェック項目です。この規定を満たしているかどうかチェックしてください。

特定の業者しか受けられないようになっていないか
外装工事や外装塗装という業務のみでも受けられるか
塗装に使う塗料が指定されているか

外壁塗装の助成金申請で知っておきたい！遮熱と断熱はどちらがお得？

外壁塗装に用いる塗料にはさまざまな種類があり、その中には断熱効果や遮熱効果のあるものがあります。これらの塗料を使うことで、夏の日射による輻射熱を抑え、涼しく過ごすことができるのです。

さて、断熱と遮熱は同じような言葉ですが、年間を通してみると実は大きく効果が異なります。断熱塗料は熱が伝わることを抑える効果があるので、夏涼しく冬暖かく（室内から室外へ熱が移動するのを抑える）過ごすことができます。

一方、遮熱塗料は日射による熱を跳ねかえる効果はありますが、冬の冷気を止める効果はないので冬寒いといったデメリットがあります。その代わり、遮熱塗料は断熱塗料よりも塗料代が安くなっているのです。外壁塗装工事費用だけでなく、次の塗替え時期までのトータルコストで断熱を選ぶのか、遮熱を選ぶのか検討するとよいでしょう。どの程度の期間外壁塗装を持たせるかによって、どちらを選ぶかは変わってくるといえます。