屋根も定期的な塗装が必要です!雨漏りしないために点検を受けましょう!

屋根も定期的な塗装が必要です!雨漏りしないために点検を受けましょう!

屋根は雨風や太陽光をしのぐために、住宅にとってなくてはならない部位です。しかし、住宅を所有している方でも、意外と屋根材の塗装の必要性や、メンテナンスを行う周期などはご存じないかもしれません。

そこでこのコラムでは、屋根の塗装についてわかりやすく解説します。ぜひ最後まで読んで、住宅を健全に保つための参考にしてください。

そもそも屋根材に塗装やメンテナンスって必要なの?

ここでは、屋根材に対して塗装やメンテナンスが必要な理由を解説します。

一般的な屋根材で塗装が不要なのは粘土系の瓦のみ

現在、日本の住宅で屋根材として多く扱われている素材としては、スレート屋根、瓦屋根、金属屋根などがあります。

ただし、「瓦」にも、粘土瓦(和瓦)、セメント瓦、モニエル瓦などの種類があります。ここまでに記載した中で、粘土瓦だけは塗装を行う必要がありませんが、セメント瓦、モニエル瓦、スレート屋根、金属屋根などは、全て防水性能を守るための塗装を定期的に行う必要があるのです。

屋根材は常に雨や紫外線、鳥の糞、塩分や化学物質を含む風雨などにさらされており、毎日確実に劣化が進んでいます。

屋根の塗装は、防水性をはじめとして、断熱や防汚などの役割をもっていますが、塗装自体も風雨や紫外線などで劣化しまいます。

そのため、塗装を必要とする屋根材は定期的に再塗装をしなければ、雨漏りが起こりやすくなったり、遮熱性が低下したりして快適な暮らしを守れなくなってしまうのです。

粘土瓦は塗装の必要はないがメンテナンスは必要

上記で、粘土瓦は再塗装の必要がないと記述しました。実際に50年以上も問題なく使用されている粘土瓦は多数存在します。

しかし、粘土瓦なら永久にメンテナンスをしなくてもいいというわけではありません。瓦は飛来物などで割れたり、地震などでずれたりすることがあります。

また、瓦そのものに問題がなくても、瓦の固定に使用されている漆喰や瓦の下に敷いてある防水紙が劣化することはあります。そのため、やはり定期的な点検やメンテナンスを受ける必要があります。

屋根材ごとの塗装やメンテナンス周期

この項目では、屋根の素材別に再塗装やメンテナンスを行うべき周期を解説します。

スレート屋根

スレートを使った屋根材は、軽くて施工がしやすく、地震に強い特徴もあるので、近年の日本の住宅建築では主流になっています。

スレートは塗装の効果が切れると、年数とともにカビやコケが繁殖しやすくなったり、反りが発生してすき間ができたり、割れやひび割れの原因にもなります。そのため、スレート屋根は、8~15年を目安に塗装を行うように気をつけましょう。

セメント瓦屋根

セメント瓦は塗装が剥がれたり劣化したりして機能を失うと、水分を吸って素材自体の状態が悪くなるため、10~20年に一回は塗装を行いましょう。また、年数によらず色あせが激しい場合や、カビなどが目立つようになった場合は塗装を検討するのがおすすめです。

セメント瓦を使った住宅は現在も一定量は見られますが、すでに製造はされていないため、新築に使われることはありません。そのため、破損が多いと交換補修が効かないので、屋根自体を葺き替えしなければならないこともあります。

モニエル瓦屋根

モニエル瓦(洋瓦)は、別名を「乾式コンクリート瓦」ともいいます。セメント瓦と同様に、現在はすでに製造されていないので、割れた箇所が多い場合などは、屋根自体の葺き替えをおすすめします。

破損がとくになければ、10~15年に一度程度防水のための塗装を行うことで機能を保つことができます。
モニエル瓦には「スラリー層」と呼ばれる塗装が行われていて、この層を高圧洗浄機などでしっかり落とさないと、再塗装を行うことはできません。また、使用できる塗料が限られていることも、モニエル瓦の特徴といえます。

ガルバリウム鋼板屋根

ガルバリウムはサビにくいことをウリにしていることもあってか、再塗装がいらないという誤解もあります。しかしガルバリウムは、「サビにくい」だけで、「サビない」わけではありません。そのため、10~15年を目安に、塗装をすることで素材を長くもたせることができるので、定期的に塗装することをおすすめします。

再塗装の際は汚れやサビを除去する下地処理が必要ですが、高圧洗浄機を使うと素材に傷がつくので、他の方法を選択しましょう。

粘土瓦屋根

粘土瓦は、ここまでご説明してきたように、もともと防水性がある素材なので、再塗装を行う必要はありません。とはいえ、地震などでズレが発生したり、飛来物で割れが出たりする場合もあります。また、漆喰の劣化などを補修する必要があるため、メンテナンスフリーではありません。

そのため、20~30年に1回程度は点検やメンテナンスを行う必要があります。

まとめ

屋根の塗装について、その必要性や素材ごとの目安時期などをまとめました。屋根をメンテナンスや再塗装して状態をよくすることは、毎日の生活を快適に守ることでもあります。この機会に、正しい知識を身に付けて、大切な住宅を守りましょう。

「三ツ星ハウジング株式会社」は埼玉県児玉郡上里町にある、住宅リフォームや建物の塗装を専門的に行っている会社です。当社は今回ご紹介した屋根塗装に限らず、屋根の葺き替えや外壁塗装、サイディングの補修や張り替え工事も積極的に行っています。

外装塗装や屋根のメンテナンスなどは、ご不明点が多いかと思います。今回の記事もわかりやすくまとめていますが、「我が家はどのパターンに当てはまるのだろう?」といったご質問がございましたら、いつでも当社にお問い合わせください。経験豊富な当社スタッフが、丁寧にご対応させていただきます。

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